櫻 ノ 宮 萬 の 何 か 色 々

カフネ

さよならの歌です。

動画左寄せ、右寄せで視点が分かれる感じで。

カフネの意味についてはお調べいただけますと。

スーパー久しぶりの投稿でしたが、毎時ランキングに浮上しまして恐縮。

有難うね。



カフネ

作詞/作曲 櫻ノ宮 萬
歌 重音テト

髪を切った
あなたに染まった私を切り落とした
鏡を見てた
悪魔のような顔をしていたんだろう

心泣く様に絶えず雨
滲んだ台詞は嘘の裏
花が散る夜に身を任せ
命乞いをせずにいられるかな

サヨナラを刻んで
サヨナラを刻んで
サヨナラを刻んで
サヨナラを

思い出すのは笑顔ばかり
忘れたいのは忘れかけたことばかり
僕らを優しく暖めた星達は
何も変わらずにいるのに

帰らなくちゃと駆け出す君の手が
またねを伝えた夜に
僕の狡さが壊す恋
本当に言いたかった言葉は

臆病さを許して
臆病さを許して
臆病さを許して
臆病さを

殺した過去が目を覚まし、ナイフをその手に全てを
精算しにきた時に
命乞いをせずにいられるかな

サヨナラを刻ん
で臆病さを許して
後悔を隠して
後悔を殺して



ニコニコ




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そこに鳴る

この度「そこに鳴る」さんの新譜「ゼロ」のアートワークを担当させて頂きました。
 
まずは新譜より一聴頂ければ。





 
実はギターボーカルの鈴木さんは小中学校時代の後輩です。
 
でもそれを知ったのは後からの話。
 
 
音楽の良さに気づき、その中でも特に「凛として時雨」に惚れ込んでいた大学時代。
後にインテリアと化すテレキャスターモデルのギターを買ったりした頃。
 
「後輩に居た鈴木って子がバンドしてるらしいよ」なんて耳にしました。
 
「ほ~ん」て感じだったんですが、ふと調べてみるとなんと「凛として時雨」をリスペクトする
DOPEな時雨ER(シグラー)だったではありませんか。
 
しかもオリジナルで上げているデモ音源がカッコいい。
 
ところが、人の顔を基本的に覚えていない自分は「鈴木」が誰なのか全くわかりません。
 
その時は「遠巻きに応援してるよ!」オーラを送るに留めることにしたのでした。

 
* * *

 
ほんのりシンパシーを感じたまま時は経ち、凛として時雨のライブチケットを確保することで
「これでしばらく生きていける...」なんてAZAYAKAな延命処置に成功していたある日のこと。
 
「Twitter」にDMが届きました。
 
「そこに鳴るというバンドのgt/voで活動しております鈴木と申します」
 
「アートワークをお願いしたいと思いご連絡差し上げました。」
 
 
断る理由がありません。
 
でも誰だっけ!とりあえず会おう!!
 
「多分、知り合いだろう」というふわふわ気味な憶測の元、
待ち合わせ場所を決め、打ち合わせの日を向かえます。

 
知り合いでした。
 
在学中はあんまり交流無かったけど。
その顔知ってるYO.
 
廊下で見たことある。
 
まさか君があんな凄まじいTechnicギターを弾き倒すバンドマンになってるなんて!
 
髪めっちゃ白いし。(毛根にだけは気をつけてキープして欲しい。白髪めっちゃいいよ。)
 
 
鈴木さんは自分のことを知ってくれていました。
 
「後輩かも」と呟いた自分のツイートから、旬の鮭ばりに遡上し「あの人や!」と特定してくれていました。
 
小学校の時、ノートに漫画描いてたんですが、それが回し読みされ、ひとつ下の学年にまで至っていたそうです。
 
黒歴史がそんなところまで散布されたなんて......、という事実を20年越しくらいに知り、
mental destrudo に包まれましたが、そんな縁でご依頼を頂けたのも運命なのか。
 
有難う。
 
 
鈴木さんとじっくり話したのはその2~3時間でしたが、
いろんなものが伝わってきました。
 
そして、今回のミニアルバム「ゼロ」が半端じゃなく凄ェものになるであろうという事も。
 
己が照準を合わせた対象に向かい、歩んでいける人は素晴らしい。
 
自分も創作者の端くれなので、何かを生み出すときの葛藤、失望、絶望、高揚、
外から内から押し寄せる様々な圧力、少しはわかります。
 
そんな混沌とした灰色の渦中、心の眼をこじ開けて前へ進む、今回のジャケットにはそんな意味も込めました。
 
 
とりあえず今は、無事に「ゼロ」が発売され、多くの人の手元に渡っていることが自分の事のように嬉しいです。
 
そして、願わくば多くの人にライブへ足を運んで欲しいな。
 
「そこに鳴る」が放つ「かっこいい音」は、理屈や批評を超えた衝動として、必ず皆の心に刺さります。
 
あの日から、あの時から、そこで鳴り続ける衝撃をあなたにも是非、是非、是非...。

fin025-ok
 
 


















http://tower.jp/item/4693685
そこに鳴る/ゼロ - TOWER RECORDS ONLINE



スノーライトエクリプス


夏から作ってた冬の曲です。

ロックだしテト氏かな、とも思ったんですが、
初めて雪歌ユフさんに歌ってもらいました。

うまく声が通る感じに調整できましたでしょうか。

初投稿もロックな冬の曲でしたので、意識しています。
(離別から死別に悪化していますが。)

今年もよろしくお願いしますね。


スノーライトエクリプス

作詞/作曲 櫻ノ宮 萬
歌 重音テト

有難う、さえ言えないままで
キラキラ スノーライト

雪のように消え去った 微熱
キラキラ スターライト

わからないのよ 独り
離れていても

変わらないでいて

冬がくれば貴方にまた逢えるから
空が曇ればいいのに oh yeah

夏の日でも瞼の裏 鮮やかに
キラキラ 綺麗な スノーライト


思い出せば白地に映える
フィルムは スノーブライト

突然なの ほどけた音は
サヨナラ スノーブライド

探さないでよ だけど
雪が溶けても

忘れないでいて

雪が降れば全てがまた静けさに
呑まれていくの寂しい uh yeah
触れたこの手 貴方は気付かなくても
ユラユラ 優しい スターライト


月の無い夜に淡く寄り添った
手を繋いでも闇に吸われてく

街の明かり 足跡を溶かす

居たい居たい 痛い痛い まだ逢いたい…


季節外れ 貴方はもう忘れたかな?
空が開けば8月 oh yeah

一人きりで巡る四季を迎えても
雪が溶けたら信じて、進んで!

冬がくれば貴方にまた逢えるから
今は晴れて欲しいのよ oh yeah

いつの日にも心の裏 輝く
私が居るわ 綺麗な スノーライト



 

尻尾のある魔法使い / 彼岸花 @関西コミティア


コミティアにて急遽、とあるサークルさんにスペースを
一部お借りいただけたのでシングルCD配ってまいりました。

急なお願い、快く引き受けて頂き、本当にありがとうございました。


そんなわけで配らせて頂いたCD実は歌詞つけてませんでしたのでアップしておきます。
ついでにゲットできなかった方のために試聴音源もつけてみました。


尻尾のある魔法使い

作詞/作曲 櫻ノ宮 萬
歌 重音テト


とある雨まじり雪の日 また目が覚めた
ここはどこだろう?知らぬ燈 急く人影たち

トウ・トウ・ユラレ
トウ・トウ・マワレ

「夜を駆けていく」

けれど
街の明かりにも馴染めず怯えて
帰る夢の淵もなくて寂しい

一夜明けた灰の世界
季節も零れて
懐かしい匂い探して
孤独に追い追われ

トウ・トウ・ユクエ
トウ・トウ・マヨエ

「旅はドコイクの」

けれど
貴女の事が気がかりで待てない
あの日のぬくもりを宛に歩くよ

脚は汚れていくけど
心は濁さず
貴女がくれた優しさ
胸に抱えたまま

ラララ

暮れる夕陽に目もくれず
「時間は限られ」
いつか見た景色思い出
よく知る坂道だ

トウ・トウ・ユラレ
トウ・トウ・マワレ

「貴女に会いに来た!」

けれど
窓辺で貴女は誰かと笑って
僕が居なくても世界はもう綺麗で

だけど不意に挫けそうな夜も来るだろう
その時僕の魔法が光ったら嬉しい





彼岸花

作詞/作曲 櫻ノ宮 萬
歌 重音テト


秋の夕暮の死人花
ひとつ咲いたの赤い花
都会の景色に不似合いな
私に似ている捨子花

汚い路地裏 裏側で
ひっそり咲いたの どんな花?
みんなに嫌われ咲いたのは
死人の血を吸う毒の華

ああ、痛みだけは忘れられても
胸は裂けて柘榴のようね

居場所を探して彷徨い歩くの
風に押されては ゆら、ゆら、ゆら

君に会いたい、逢えたらいいのに
私は一人で夜の中

他人の可憐さ羨んで
紅色さしたの曼珠沙華


ああ


頭の中 汚れていても
心だけは紅玉のようね

居場所を探して彷徨い歩くの
彼岸の彼方へ ゆら、ゆら、ゆら

君に会いたい、逢えたらいいのに
私は一人で夜の中へ

君を探してさまよい歩くの
彼岸の彼方へ ゆら、ゆら、ゆら
一目会えた日 毒も露に散る
「綺麗に咲いたわ」 彼岸花





一曲目は明るく後ろ向き、二曲目は暗いけど前向きなイメージで作りました。
以下内容。



尻尾のある魔法使い / 彼岸花


01 尻尾のある魔法使い
02 彼岸花
03 尻尾のある魔法使い(inst.)
04彼岸花(inst.)



また機会あればPVつけるかもだし、配布するかもです。(気まぐれ)





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