追いつけないまま、消えてしまった、みたいな曲。


思春期から大人への狭間。

一心同体だなぁ、なんて思ってたアイツもコイツも気がつけば変わってたりします。


サヨナラ・フレンズ

作詞/作曲 櫻ノ宮 萬
歌 重音テト
 

泡沫の想い
旅よ続け
乾いた汽笛を
鳴らして

見透かしたような
目で笑ってさ
ああもう時間だ
離れ離れ

かざした掌
こぼれ落ちる
夕日の鎖に
つないで

「幻は消える
そういうものさ」
ねえいつの間にか
月は欠けて

青い雨が降る
空の色に抱かれ
2.8秒の
空白の中に
沈めた足あと
探した


汚れたシャツを着替えて
誰かに手を引かれて
「サヨナラ」
「サヨナラ」
「サヨナラ」
また交う日まで

憧れてしまうことは
罪だねと僕の中の
誰かが
同情
するけど
それでも

ああ

夏の教室 喧騒
秋の放課後 木漏れ日
言えない事
くだらない事
夢の話
浮かべていた

雨の日 雪の日
ともに歩いたこの道
いつの間にか
いつの間にか
遠くなった


汚れたシャツを着替えて
誰かに手を引かれて
「サヨナラ」
「サヨナラ」
「サヨナラ」
「いかないで!」

嫉妬と憧れにまみれた僕の
薄汚れた心臓は

「どうしてまだ」

動いている


サヨナラ”親友”


泡沫の想い
旅よ続け
乾いた汽笛を
鳴らして

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